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ポジティブな祈りとネガティブな祈り

11月号潮に田原総一朗氏と脳科学者の中野信子氏の対談が掲載されており、
特に興味深い内容について、抜粋してみます。

田原 「祈りにはポジティブな祈りと、ネガティブな祈りがある」とありますが、 どういうことでか?

中野 これは単純な話で、誰かの幸せを祈るのが「ポジティブな祈り」で、 誰かの失敗や不幸を祈るのが「ネガティブな祈り」です。

田原 怒りや嫉妬などから発するのが「ネガティブな祈り」なんだ。

中野 (中略) 脳はあまり洗練された器官ではないので、妬みをプラス方向に転換するのは簡単ではなく、相手の不幸を願う方向に走ってしまうことがあります。

田原 そういう方向に行くと、脳に「コルチゾール」というホルモンが分泌されると本に ありましたね。このコルチゾールというのは体に悪いのですか?

中野 人体に必須のホルモンではあるのですが、あまり出すぎると体に悪影響が出てきます。
   (中略)
コルチゾールはストレスホルモンと言われますが、過剰に分泌されると、「海馬」という記憶を司る脳部位が委縮してしまうんです。すると、記憶学習能力が 低下しますから、怒りっぽい人や嫉妬深い人は、忘れっぽい人や、頭の悪い人になりやすいと言えるかもしれません。

脳というのは、比較的「歴史の浅い器官」なんです。たとえば胃腸などの消化器官は、人間が生まれるはるか前から、何億年もかけて進化してきた器官です。
それに対して、大脳皮質はたかだか数千万年~数百万年の歴史しか持っていません。
歴史が浅いから未発達な面があるんです。

脳というのは、建て増しを繰り返して大きくしてきた家のようなものです。
とくに、前頭前野という部位は人間とサルにしかなくて、いちばん最近建て増ししたプレハブみたいなものです。

脳の真ん中の古い部分は情動の領域で、人を欲望のままの行動に駆り立てる いわば動物的な領域です。前頭前野は、その領域を抑制する役割を担っています。
人としての良心や利他心、他者に対する共感性が抑止力になっているのです。

その他、興味深い内容が盛りだくさんの対談でした。
あとは、潮11月号で読んでみてください。
  
台風で、本日は足止めをかけられ、自宅で、自己研さんの1日となりました。 

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宮古島旅行記 2007
Commented by tomotiyoo at 2014-10-14 20:57
そちらは 台風大丈夫でしたか?

中野信子さん 最近テレビでも お見かけします
最近 潮を読んでいないので 有り難い記事です
感謝

Commented by shin_f77 at 2014-10-15 01:08
台風が無事過ぎ去るのを祈るのみの1日でしたが、
私のまわりでは特に被害はありませんでした。

中野信子さんのお話しには、いつも目から鱗の思いです。
by shin_f77 | 2014-10-13 17:37 | 日常の出来事 | Comments(2)